カテゴリ:未分類( 8 )

縷紅草とアフリカ土器

りの秋。黄金色の稲穂の海。刈り取りまでの特別な散歩道に小さな赤い花をみつけました。ベルベル人が作ったモロッコの彩色土器に入れてみました。
d0247023_23335067.jpg
縷紅草(ルコウソウ)

南米原産の植物だそうですが、なんとも素敵な和名です。

SNSに投稿したところ、器が弥七田織部のようだ、との声がありました。十数年前に何故か惹かれて求めましたが、クバ族の布や桃山陶にも通底する人の心をムズムズさせる「何か」があります。この器を見ると、独立するときにいつかこの器が発するような「何か」を作り出したいと思ったことを思い出します。





[PR]
by tou-kasho | 2017-10-12 01:26
起きると外から木魚の音が聞こえ、その律動に誘われるまま音の方へ歩いていきました。
今年の6月まで空寺だった臨済の寺に住み始めた和尚の、袈裟を着た隙のない後姿がありました。間もなく隣人が現れ、促されて堂内で朝のお勤めを見守りました。この70代の隣人によれば生まれてこの方この寺に住職がいたことは無かったとのことでした。読経の後、二人と少しお話をして、ちょうど中秋だったので夜の月見の宴に誘っていただきました。この寺で最後に月見が行われたのは何十年前でしょうか?ひょっとすると100年以上前だったのかもしれません。

自作の徳利と酒盃と花器、そして手作りの団子を持参し、隣人4人と酒を酌み交わしました。
いい夜でした。

d0247023_20422753.jpg
月も雲の間からこのささやかな末寺の法灯の復活を見守ってくれました。

後日記。法灯の復活、と書きましたが檀家と周辺の方々の連綿たる信仰心と日々の清掃や世話があったればこそご住職もスムーズに移住できたようです。法灯の復活、という表現はおこがましく、不滅だったのであります。


た、数日前には中秋に先立って骨董の会があり、茶室の明かりを消し開け放たれた障子戸の外の名残の萩を愉しみました。茶人が茶筅を振ると、指揮者が指揮棒を振ったかのようにクツワムシが鳴き初め一興を添えました。

d0247023_20372457.jpg
レンブラントの絵のような光と影が



[PR]
by tou-kasho | 2017-10-04 23:51

両党づかい

年のガリシア訪問後のスペイン出国の際、空港でドライシェリーを買おうとして何を血迷ったか極甘口シェリーを購入してしまいました。決して嫌いではありませんがあまり減ることも無く家に長いこと鎮座ましましていました。先日ふとアイスにかけてみたらどうだろうと思い立ち、早速胡桃、カシューナッツ、アーモンドを砕きトッピングしてその上からこのシェリーをかけてみると、まあおいしいこと。これはまずい組み合わせを発見してしまいました。
d0247023_23370476.jpg
酒:NECTAR Pedro Ximénez種 Gonzalez Byass
器:荷盞

d0247023_00190496.jpg
器:斑角皿

(はたはた)の干物を頂き、すこし炙って酒の肴に。

私は飲み手と逆の手でお菓子をわしづかみにできる欲張りな人間です。


[PR]
by tou-kasho | 2017-06-11 00:34

夏の展示会のお知らせ

夏もやって参りました。盛夏の陶人展。もっと早くお知らせしたかったのですが、時間切れで船中でブログとDMを書いています。
ご案内できない人もいるかもしれませんがご容赦下さい。
私は8月9日に在廊しておりますのでお時間ございましたらお立ち寄り下さい。
d0247023_11175963.jpg

第七回 韓国古陶磁探求陶人展
参加陶人:田中茂雄 松葉勇輝 高木剛 江頭龍介 伊藤明美 市川孝 鈴木大弓 西林学 笹山芳人 中西申幸 菊池克(敬称略 順不同)

2016年8月6日(水)~14日(日)
11:00am ~ 6:00pm 会期中無休
※臨時休日 8月5日(金)

た、お世話になっている淡路島の大前 悟・夏子ご夫妻がオープンされた烏兎美術にて現在夏のコレクション展が開催されています。8月15日まで開催されていますのでご旅行などでお近くに行かれる方は是非明日を伸ばしてみてください。
私も少しばかり置かせて頂いています。

出展作家:

ガラス 小澄正雄 児玉みのり 鈴木滋子
    橋村大作 橋村野美知 村上恭一

陶 芸 大前悟 菊池克
金 属 杉島大樹
木 工 岡田敦
アクセサリー 桑山明美 nibi 矢野志郎
絵 画 鈴木滋子 矢吹芳寛
敬称略

烏兎美術
住所:兵庫県淡路市多賀485-5

営業時間:
月曜日 11:00〜16:30
火曜日 11:00〜15:00
水-土曜日 11:00〜16:30
日曜日 休業日

電話:090-6738-8901
[PR]
by tou-kasho | 2016-07-30 09:44

東京美術館めぐり4

4日目は2時間だけ仮眠を取って根津美術館へ。
またもや豊増さんと会場でお会いしました(笑)
d0247023_00140173.jpg
井戸茶碗をもう一度見終え、前回見られなかった青銅器のコレクションを見ました。数はさほどありませんが、一つ一つのレベルが凄い。特に3対の饕餮文方盉(とうてつもんほうか)は良く観察すると、ひとつずつ文様がちがっていて、三千年以上前の人々のイマジネーションの凄さに感動しました。

d0247023_00164412.jpg
またこの日はタイミングよく学生時代の友人、川崎昭くんのライブがあり、行ってきました。
好きなことで飯を食べる大変さを身をもって味わってきた仲間で、折に触れ互いに励ましあってきたのですが、ここ数年の活躍は目を見張るものがあります。多数のCMへの楽曲提供、昨年はフジロックへの参加、来年は世界的に有名なジャズフェスティバルからの出演オファーもあるそうで、そんな話を聞き、彼の演奏を聴くと目頭が熱くなります。どうも最近涙腺が緩くなっています。
d0247023_00340715.jpg
普段はドラムを叩いていますが、この日はDJとして出演。学生時代は暴力的なエネルギーの塊が魅力だったのですが、今はそこに技術と理論と経験を身に付け、楽曲もさることながら、彼自身も色気が増しています。mouse on the keysというグループなので、よろしかったらチェックしてみてください。   写真はよくわかりませんが真ん中に川崎昭くんがいます。


















[PR]
by tou-kasho | 2013-11-16 01:13

爵について

先日我が家にいらしたお客様と爵(古代酒器)について話していると、上に飛び出す2つの突起は古代中国の貴人がものすごく長い口髭をよけて酒を飲むためだと言う説もあると伺いました。私は自身で爵を作った時、この突起の用途がわからず省略してしまいました。私の想像力をはるかに超えた説でびっくりしました。
d0247023_0361945.jpg
青銅爵(中国古代) 奈良国立博物館蔵
d0247023_048385.jpg
粉青刷毛目爵(李朝) 大阪市立東洋陶磁美術館蔵
この時点ですでに本来の意味は失われている気がします。
d0247023_0252120.jpg
拙作 花器としてつくりましたが、長ーい口髭の無い人のみ酒器として使用可。 
[PR]
by tou-kasho | 2011-09-05 00:19

中津へ

d0247023_23455452.jpg
中津の丹羽茶舗さんへ11月のグループ展の下見を兼ねてお邪魔しました。ご子息が最近、東京での会社勤めから戻られ、陶器を中心とした企画展をされています。
会場となる床の間に入れさせてもらい、パチリ。予想通り素敵な空間でした。

床には田能村竹田の蟹のお軸と蓮文の螺鈿が入った平卓がありました。暑い夏に「水」を感じさせる粋な演出です。

また、古い耶馬溪焼の馬盥のような茶碗が飾られていて、大分にこんな素敵な茶碗を作る人がかつて存在していたのかと嬉しくなりました。
丹羽茶舗のHPはこちら
http://www.niwachaho.jp/index.html

d0247023_23461652.jpgフライングですが、李朝棚に自分の器を置いて撮影してみました。

d0247023_2346329.jpg
せっかく中津まで来たので、自性寺まで足を延ばしました。昔、池大雅がこの寺に滞在し、その時に製作された書画を見ることができます。上の図は釈迦と鬼図。解説はありませんでしたが、静と動、聖と悪が同じ縄の中にあり、もとは同じものなのだよ、と云っているような感じがしました。全然違うかな?
d0247023_23464330.jpg
これは施餓鬼図といいます。何かユーモラスですね。
[PR]
by tou-kasho | 2011-08-15 00:38

テスト

テスト
d0247023_001135.jpg


人生初のブログ投稿
[PR]
by tou-kasho | 2011-07-10 00:00