カテゴリ:韓國( 13 )

韓国ふたたび 4

3日目続き
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河東カオリンの鉱山。山まるごとカオリン。
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陶芸家ホンさん宅で煎茶をいただく。

夜はサムゲタンとソジュ(焼酎)とマッコリで撃沈。

4日目
国立晋州(チンジュ)博物館を見学。そして帰国。
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白磁盌

 今回の旅は天気にも恵まれました。気のせいでしょうが日本より空が青かったような。バンに乗り合わせ慶尚南道を東奔西走。山にも街路樹にも驚くほどソメイヨシノが植樹されていて、こんな沢山桜を見たことはありませんでした。そこにミツバツツジ・レンギョウなどのアクセントが加わり、空にはカチガラスと軍の輸送機が飛んでいました。地理的な位置関係、ハングル、陶器のこと、今回もすこーし脳に定着してきました。作陶の果てしなき道は続きます。望むところだ。
ご一緒した皆様、お世話になりました。パクさん、ユさん、コーディネイトありがとうございました。

後日、日本で熊川手のものすごい上手の茶碗を見る機会があり、「お前さんの古里に行って来たよ。」と伝えました。          



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by tou-kasho | 2014-04-14 23:20 | 韓國

韓国ふたたび 3

2日目つづき

頭洞里の窯跡訪問後は宝賠山をはさんで反対側にある崔熊鐸さんの窯をたずねました。30年以上この地で井戸茶碗の陶片を採取・研究し作陶されています。ご厚意で陶片や原料を見せていただきました。陶片の多くは青唐津風かそうでなければ生焼けで、いわゆる枇杷色のものは少なく、完品の井戸茶碗の希少性がここでも確認できました。
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底割れを押さえた高台。そういう素材だったのか。

夜は泗川(サチョン)のペンションにてサムギョプサルBBQとマッコリに溺れ撃沈。マッコリの善し悪しも少しわかるようになってきました。

3日目
河東(ハドン)郡にある白蓮里(ペニョンリ)探訪。熊川同様井戸茶碗のルーツのひとつ。英文解説に"Ido tea porcelain"とあり、井戸茶碗の原料は粗製白磁だと認識されていました。いまだ発掘調査が進んでいない窯跡も多いそうです。運よくこの一帯の地主であり、ご自身も陶芸家であるチャンさんに出会い、古窯跡を案内していただきました。
チャングムの誓いの陶器はこの方が焼かれたそうです。
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白蓮里の砂岩。もっと真っ白いものもありました。
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白蓮里出土のペクチャ(白磁)の祭器?
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昼食においしい冷麺を食べ、河東の白磁窯跡を探訪。

つづく
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by tou-kasho | 2014-04-13 09:22 | 韓國

韓国ふたたび 2

1日目

古唐津研究交流会有志での旅はいつも博多発のフェリーではじまります。
飛行機で行くという手もありますが、船内で同志と酒を酌み交わしながらゆっくりいくほうが
楽しいし、何より勉強になります。
普段訪れる人も無く仕事をしているので、般若湯の力も加わりつい多弁に。
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(器左より)伊藤明美、豊増一雄、菊池克、梶原靖元

昼発で釜山に夕方着。いつもお世話になっているパクさん、ユさんと合流し、機張(キジャン)にて海鮮料理とマッコリに溺れ、撃沈。

2日目
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機張文化院にて埋蔵文化財(陶磁器・陶片)の見学。
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機張には黒田長政の倭城があったそうで、往時にはこんな器で食事をしていたのかもしれません。
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昼食後、熊川(ウンチョン)の頭洞里(トドンリ)にある窯跡を見学。窯跡は最近展示館と共に整備されました。この窯で粉青と白磁が同時に作られました。
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井戸茶碗の陶片も見られました。

もうねむすぎるのでここまで。。。zzzzzzzzzzz
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by tou-kasho | 2014-04-12 04:41 | 韓國

韓国ふたたび

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韓国への扉をまた開けることができました。今回の目的は古窯跡・朝鮮陶磁の原料産地・
博物館視察。後日まとめようと思います。取り急ぎご報告まで。

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熊川陶窯址展示館にて。窯床に倒れて溶着した耳盃。焼成中にどんなストーリーが
あったのでしょうか?












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by tou-kasho | 2014-04-10 02:34 | 韓國

通度寺(トンドサ)5

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今回の旅では寺での生活を通し、寺の人々の生活が垣間見れました。日本でガラス越しにみる器や骨董店で出会う器、もちろんどれも素晴らしいのですが、それらがどのような環境の中で生まれ、育まれていったのかを飛ばしてしまうと物は物でしかなくなります。今回のような経験の落穂拾いがまた自分の器にすこしづつ反映されていくことを願い、旅日記の筆をおこうと思います。
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素晴らしい仲間たちに恵まれ、最高に充実した1週間を送ることができました。本当にありがとうございました。
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by tou-kasho | 2013-10-18 07:28 | 韓國

通度寺(トンドサ)4

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通度寺領内には博物館があり、仏具や陶磁器、篆刻・書などのすばらしいコレクションがありました。(私にとっての)白眉は文房具で、日本では目にしたことの無い形や文様があって
ヨダレダラダラでした。
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仏具関係と陶磁器の書籍の2冊を購入しました。
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梁山に今年できたばかりの博物館にも行きました。こちらも土器から磁器まで梁山近郊の
(たぶん)いいものが展示されていました。
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白磁や新羅土器の古窯跡も探訪。
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陶石の露頭を見学。



つづく
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by tou-kasho | 2013-10-18 06:49 | 韓國

通度寺(トンドサ)3

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窯詰めも無事終わり、、、
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レッツ・ロックンロール!!
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そしてもう窯出し!
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愛陶家戸田さんの作品。初めてのロクロだったそうですが、酒盃には一家言をもっている方なのでとてもいい高台で驚かされました。
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拙作 刷毛目扁壺。柿の蔕茶碗のいいのがとれましたので、また後日アップします。


つづく
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by tou-kasho | 2013-10-18 05:15 | 韓國

通度寺(トンドサ)2

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このお寺、なぜか無数の孔雀が放し飼いされていて不思議な空間でした。
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水ヒ作業。みんなでやると早い。
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成形風景。
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時間が無かったのでオンドル部屋で急乾燥。底割れしてしまうものもありました。
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こんな味噌甕がずらっとならんでいました。

つづく
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by tou-kasho | 2013-10-18 04:26 | 韓國

通度寺(トンドサ)1

また韓国を訪れることができました。
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宿坊のスッカラの閂(かんぬき)。2年前にこれをまた見れるよう念じていたのを神様が聞き入れてくれました。

今回の旅の目的は通度寺という寺にある登り窯で土作りから焼成・窯出し・焼成まで1週間でやるというかなりチャレンジングなものでした。
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フェリーで釜山に着き、目的地の通度寺に移動。そこから1週間、寺の宿坊での生活がはじまりました。通度寺は韓国の三大寺院のひとつで、なんと敷地面積200万坪!その中に寺が点在していて、山門から宿坊までは歩いて30分ほどかかりました。敷地内では自分たちが食べる野菜などの畑があるばかりでなく、味噌を入れておくオンギ(甕)や食器を作る窯、
また漆や藍染の工房もありました。
朝は4時に木鐸(?)とお坊さんの声により起床。7時の朝食まで作業。夜は6時に夕食で、その後は工程によって作業を継続したりしなかったり。
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食事は三度ともビュッフェスタイルのビビンバ。勿論野菜のみで、ニンニク、ニラなどもなし。
なんでもここがビュッフェの発祥地だとか。野菜のみの食事で1週間も耐えられるか?と思っていましたが、毎回すこしづつ変化があって、全く問題ありませんでした。それどころか体が異常に調子よく、毎日睡眠3~4時間ほどでしたが、ずっと元気でした。きっと嬉しくてテンションが上がっていたのもあるでしょう。
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通度寺内で採取した砂岩を砕く作業

つづく
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by tou-kasho | 2013-10-18 03:44 | 韓國
前回の記事で韓国旅行の話は終わってしまった感じになりましたが、船中泊し博多港で解散したあとに伊藤さんの家に寄ったことを少し記しておきます。

韓国の余韻にもう少し浸っていたかったのもあり、帰りの方向が一緒だった伊藤さん宅にお邪魔しました。

工房にまずお邪魔したのですが、まず目に飛び込んできたのがご自身で掘られた石の砕いた跡。戦いの足跡を見た気がして嬉しくなりました。
その次に見たものは窯ごとに整理された古唐津、古高取の陶片たち。伊藤さんはこれらの窯の多くに赴き、研究を重ねています。

家の中にお邪魔すると、出てくる出てくるお宝の山。李朝家具に囲まれた部屋のなかで唐津、李朝ものを中心に数十点見せていただく。これもまだほんの一部だという。

素材の研究から古窯調査、骨董の収集と伊藤さんの焼き物への情熱は計り知れない。このような方と2人展ができることになったことを本当に嬉しく思います。

1日ではとても見きれるものじゃなかったんで、また遊びにいかせて下さい!


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一つ一つに思い出がつまっているのでしょう、可愛がられて器たちも幸せであります。私の下手な写真・解説より、こちらで見てみてください。

帰宅途中、帰宅後、頭がプスプスいってました。

これで本当に韓国旅行の記事はおしまい。

※ご一緒した南森さんもブログで記事を書いております。
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by tou-kasho | 2011-11-22 23:21 | 韓國