カテゴリ:日々の暮らし( 176 )

発送完了!!

人展の作品の発送が終わり、今夏初めて海に泳ぎに行きました。誰もいない海。蝉と鳥と波と風の音。脂肪が増えた所為か昔より浮力が増し、海の中で本気で寝そうになりました。

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海の向こうに姫島


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トウモロコシが安価で手に入ったのでトウモロコシたっぷりのリゾットを作りました。
器:白磁角皿 猪牙形箸置 スッカラ

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最近出番の多い粉引祭器形向付。夏らしくガスパチョを作りました。


明日は貯め込んでしまった注文品の梱包・発送。明日も頑張ります。



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by tou-kasho | 2017-08-02 03:39 | 日々の暮らし

暑中お見舞い

い日が続きます。こう暑いと文章も出てきません。
釉薬の実験をしています。
地道な作業ですが倦まず弛まず、倒けつ転びつやっています。

皆様におかれましてもお体どうぞご自愛下さいませ。
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花:鬼百合 青楓
花器:黒釉四方徳利

雄蕊が音符のように見えます
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花:琉球朝顔 河原撫子
花器:斑粽形


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by tou-kasho | 2017-07-25 02:11 | 日々の暮らし

宗教家の訪問

津での修行時代に大変お世話になった禅僧から電話があり、急遽我が家に一泊していただきました。いつもフラットで前向きな言葉で励ましてくださる。近況と今考えうる作陶への気持ちをお伝えし、自分のいたらなさも含め全て受け止めてくださる宗教家に時を忘れ夜更けまでお付きいいただきました。

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翌朝、「抹茶と茶筅ある?」と尋ねられお渡しすると、新作の荷葉片口を茶碗に見立てお茶を点ててくださいました。形からは想像できなかった飲みやすさと持ちやすさにびっくりしました。相変わらず自作ながら人にそのポテンシャルをご教授いただいています。

合掌


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by tou-kasho | 2017-07-21 00:42 | 日々の暮らし

ハクホウ

綱・白鵬が千代の富士の通算勝利数を抜き単独2位となった日、岡山の友人よりいただいた白鳳(ハクホウ)という名の白桃でシャーベットを作ってみました。素材が良いのでシンプルな材料で最高においしい仕上がりでした。
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また、生ハムを乗せ、パルミジャーノチーズをまぶしてみましたが、塩気が強すぎいまいちの仕上がりでした。
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白鵬の対戦相手は奇しくも千代の富士の弟子である千代翔馬。本来ならば横綱との対戦はない番付でしたが上位力士たちの怪我などで実現しました。対戦前に千代翔馬が「たとえ負けても師匠は天国で白鵬の記録を天国で喜ぶでしょう。師匠は頑張る人が好きですから。」と言っていたのが印象的でした。


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by tou-kasho | 2017-07-19 01:09 | 日々の暮らし

花火草

雨が過ぎるとすっかり夏。日中の暑さを避け夕暮れ時に庭の草刈りをしていると赤い小さな実が印象的な植物を見つけました。調べてみるとハゼラン(爆蘭)でした。この10年で初めて見つけたのですが、今までも存在していたのに気づかなかっただけかもしれません。歳のせいなのか、明らかに以前と視点が変わっています。
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花:ハゼランの実 イノモトソウ 笹
花器:鐵繪徳利
花火草の異名のように、ハゼランが花火の爆発した瞬間のようにも見えます。つられて笹の葉と徳利の鉄絵が花火の光芒、イノモトソウが打ち上がった瞬間の花火のようにも見えます。

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午後三時に花が咲くので三時草三時の貴公子とも。


雑草という名の植物はない、といいますが、最近草刈りをするのが植物に不憫な気持ちになり面倒くさい(笑)。


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by tou-kasho | 2017-07-16 02:48 | 日々の暮らし

入丹求法巡礼行記

週末、昨夏のコルベド旅行で知り合った国内外のメンバーに随行し、丹後半島の魅力的な人や場所を訪れました。
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丹後への道中で福知山市大江町の手漉き和紙の田中製紙工業所で和紙作りの工程を丁寧に教えていただきました。原料のコウゾを自社の畑で栽培し、トロロアオイの根をつぶした粘り気のある液体をつなぎとし紙を漉く工程を見学しました。江戸末期から明治時代には町内に200軒の製紙所があったそうですが、現在はここ一軒のみ。五代目のご当主は伝統技法を継承しつつ新たな製品の開発にも力を入れているそうです。ちょうど巻紙が不足していたのでまとめ買いしました。物語を知っているモノにはより愛着が湧きます。

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京丹後・久美浜の和久傳の森に先月末にオープンした「森の中の家 安野光雅館」に行きました。同氏の原画や本を楽しめます。安藤忠雄設計。敷地内にはこれまたオープンほやほやのMORIというレストランでランチ。近郊の農家で栽培された本当においしい野菜に衝撃を受けました。

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幼き頃に慣れ親しんだ安野作品。親にかってもらった絵本を自分の子供にも買い求めました。


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宮津にあるお酢の醸造元・富士酢さんへ。無農薬米を自社栽培し、杜氏さんが酢もともろみ(酒)を作るところから酢を作られています。

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かつては花街もあった宮津の町中の、元醤油醸造家の旧家を改築し7月6日にオープンした飯尾醸造が出店したイタリアンレストラン「aceto」。イタリア語でaceto はそのままずばり「酢」。オープン直前にお邪魔し、飯尾醸造のすし酢で作られた寿司飯でイタリア料理をネタに手巻き寿司を食べさせてもらいました。めちゃ旨かったです。飯尾醸造の若き五代目当主は宮津を日本のサン・セバスチャンにするべくこのお店を足がかりに魅力ある町作りを目指しています。
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弥栄の縄屋さんを初めて訪れました。吉岡さんの室礼、器、食材へのこだわり。流石です。こういうものを作りたい、というゴールを明確に設定し、そのためには何をすべきか?を合理的かつ情熱をもって供される料理は予想以上のものでした。
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デザートの桃のおひたし。桃の上に鰹節がかかり出汁がかかっている。桃を食べ終わった後に甘みが移った出汁を飲みましたが最高に美味しかったです。

の他にも丹後を愛し、こだわりを持って生きている方に沢山お会いする事ができました。
飯尾酒造の若当主がいみじくも仰っていた「機械化すれば同じようにいい酢ができますが、我々が敢えて昔ながらの方法にこだわるのは、それこそが文化だからと考えるからです。」というシンプルな言葉に心打たれました。カルチャーの語源がラテン語のcolere(耕す)にあるように、モノづくりを原点から見つめ愛し、さらに新たなシーンを開拓していく人々の言葉は力強く、いきいきしている気がします。

サンチャゴ巡礼ではないけれど、道中沢山の気づきがあり、自分もこうありたいと思わせていただいた今回の入丹巡礼でした。















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by tou-kasho | 2017-07-12 03:09 | 日々の暮らし

F氏の来訪

阪の懐石料理店で10年以上の研鑽を積まれ、現在は福岡のお店で料理長をされている料理人が我が家を訪ねて来て下さいました。以前大阪での展示会があった時には昼の部の仕事を終えた後に休憩時間を割いて割烹着のまま展示会場に来てくれたものでした。その情熱が嬉しく、また器の上に来る料理に対して彼と同じように勉強をしているかと自問すると恥ずかしくなり、それ以降なるべく気になる料理店に足を運ぶようになりました。
来年には独立をする決心が固まったようで、そのほとばしる情熱に応え、私も器で微力ながら加勢させていただきたいと思います。
こういう方達と話している時は本当に楽しく刺激になります。感謝。

件ですが、エゴマが手に入ったのでひき肉で餡をこさえて韓国料理のジョンを作りました。エゴマの香味が口に広がりおいしかったです。
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料理:エゴマのジョン
器:無地皿 粉青餅型皿
た、今年は枇杷があたり年で、庭の木のものは摘果していないので小粒ですがとても美味です。
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ソアン(書案)皿に枇杷



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by tou-kasho | 2017-06-25 01:35 | 日々の暮らし

乃東枯

はミズキの花が満開です。所々に百合も咲き始めました。
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花:鉄砲百合
花入:斑粽形

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散歩道にある天神さまの夕景

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畦を歩いていると青大将が先導してくれました。

日大分で大きな地震がありましたが私の住む地域では幸いにも震度2の小さな揺れでした。沢山の方々からご心配のメッセージを頂き恐縮しています。ご心配下さりどうもありがとうございました。


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by tou-kasho | 2017-06-22 00:29 | 日々の暮らし

半夏生

歩中の畦道の脇に葉が少し白くなっている植物を見つけました。もしやと思い近づくと半夏生でした。床の間などでよく見る機会はありましたが実際に自然の中で見つけるのは初めてで感動しました。最近植物を見つける感度が高くなってきたような気がします。
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花:半夏生 雨百合 蕺(ドクダミ)
花器:鶴首
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半夏生

葉の匂いがとてもよく、ケンニプ(エゴマの葉)に似た感じがして焼肉を食べたくなりました。自分で摘み取ると季節や匂いなど視覚以外の花のメッセージを受け取ることが多々あり、その植物への想いが深くなります。





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by tou-kasho | 2017-06-19 01:34 | 日々の暮らし

お流れ

しき人をお呼びして我が家で蛍の鑑賞会をする予定でしたが、あれよあれよと蛍が一晩毎減ってきたので調べてみると、蛍は満月の夜前後にはには少なくなるのだとか。
確かに満月の夜は人影が道に濃く映るほど明るいので蛍も相手を探しづらいのでしょう。
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残念ながら鑑賞会は来年に持ち越しとなりましたが、代わりに海上に息を飲むような(携帯のカメラでは撮りきれない)満月を見ることができました。

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た室内では中村貞以の図録を鑑賞。「蛍」という作品名の、女性の少しはだけた黒地青海波紋の着物からのぞく透き通った白い肌がなんとも艶っぽい。
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貞以は2歳の時の火傷で筆を持つことができず、両手で絵筆をはさみ描いたそうですが、ハンデをむしろバネに画道を究めていったことが心の琴線に触れる作品を残す結果となったのかもしれません。

鑑賞会のお流れを慰める二つの出来事でした。



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by tou-kasho | 2017-06-14 22:52 | 日々の暮らし