山桜・山柿

前、スペインの友人が我が家に遊びに来て気に入ってくれた徳利がありました。
また別の知人が見初めて下さった茶碗がありました。

どちらもギャラリーに出展が決まっていたのでその旨をお伝えしお詫びしました。
いずれも大好きな作品でしたが意に反し売れ残り、前者はギャラリー買い取りで常設展示へ、後者は返品となりました。
前者は斑の徳利。その後友人が再び日本を訪れた日がちょうど私の個展に重なり、ギャラリーに来てくれ、常設展示されていたその徳利に気付きました。「これはあの時の!今回は買っていいよね?」ということで徳利はスペインに嫁いで行きました。
d0247023_22143675.jpg
後日花を生けた写真を送ってくれました。葉の赤い山桜。スペインにもあるのですね。ちょっと掲載が遅れたので季節外れになってしまいましたが。

後者は以前韓国で作った柿の蔕茶碗。山奥で作ったことと、時間的にも空間的にもはるか遠い所を懐かしむ意味を込めて「山柿」と銘を付け箱書きしました。こちらも前述の知人が大変喜んでご購入くださいました。

売れ残ってくれたことで本当に気に入って大事にして下さるお二方の元に作品が届きました。天運ってあるものだなあと感慨を覚えました。

こんな風に、作品と人との縁にもっと出会いたい気持ちがまた明日も仕事に向かわせるのかもしれません。

ちょっとクサイか。。。
[PR]
by tou-kasho | 2015-04-14 23:53 | 日々の暮らし

陶芸家 菊池克の雑記帖


by tou-kasho