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竹取物語

日高校と大学が一緒だった数少ない友人が奥方と共に大分まで訪ねて来て
くれました。近所のとり天の美味い店に案内し、麦焼酎で乾杯しました。

かぐや姫は中秋の満月の日に月へと帰ったとされているので、時節柄床の間を
「竹取物語」をテーマに飾ってみました。
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花:サフランモドキ かぐや姫が本当は地上の人間ではない、ということと
「モドキ」が符合しました。
巻紙・筆・磁硯(「月」字の染付):帝へしたためた和歌(愛情)の象徴。名残の花びらを一枚巻紙の上に。
徳利:羽衣文徳利 かぐや姫が月からの使者より羽衣をかけられた言い伝えより。

床の脇壁の窓を少し開け、かぐや姫が去ってしまう悲しさを象徴しました。
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玄関には「月」に見立て白磁丸壺を。
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茶碗:茂三
菓子:松江・彩雲堂の「月のうさぎ」
菓子皿:伊羅保

かぐや姫を自分の娘に置きかえ、月帰りを結婚になぞらえ物語を読むと、世の娘を持つ親はつらいと思います。
帝がかぐや姫から月に帰る際もらった不死の薬を、姫去った後はいたづらなり、と富士山で焼くよう命じた心情をいつか私も味わうことになるのでしょうか。。。

そんなわけで今回の室礼に不死の薬を暗示する物は排除しました(笑)
by tou-kasho | 2015-09-11 09:08 | 日々の暮らし