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あゝ無常

ほど時の移ろい、刹那の美しさを我々に感じさせる花もありません。歳を重ねる程、あと何度この花を愛でることができるのだろうかと考えてしまいます。
そんな感傷を共有する知人をお迎えし、国東で花見をすることにしました。もののあはれをよくご存じの方をお迎えするのに適当な場所を見つけるのに腐心しましたが、その時間も二度と無い楽しい時間でした。
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最終的に選定した場所は旧大聖寺跡五輪塔群のサクラ。過ぎし日の記憶をとどめる石の五輪塔群と、今を盛りに咲き誇る桜のコントラストが生命の輝きや尊さをより鮮明に浮き彫りにさせていました。
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もっと沢山桜の木があるところもありましたが、この地でしか味わえない、よい選択だったのではないかと自負しております。
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私は茶碗だけ準備し、菓子やお茶はすべてお任せしてしまいました。ありがとうございました。
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同日夜は櫻下独酌。

花間一壼酒 花間(かかん) 一壷(いっこ)の酒
獨酌無相親 独り酌(く)んで相(あい)親しむもの無し   李白

酒:彩葉(いろは) 純米吟醸 無濾過生原酒 あらばしり 大倉本家(奈良)
フレッシュで微炭酸。米のうまみがガツンと来て、ついつい盃を重ねてしまう。
暦;よつめ染布舎
by tou-kasho | 2016-04-08 15:33 | 日々の暮らし