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鍬形虫

我が家の周りの田にも水が入り、水面に雨粒が無数の円弧を描いています。
ここ数日、買い出しと散歩以外家を出ることも無く、修行僧の夏安居よろしく作陶に集中しています。

夜にはまたもや珍客の訪問がありました。
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鋸鍬形と白磁福字餅型と粉青家型筆置き
カブトムシより若干テンションが上がるのはなぜだろう?
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鋸鍬形と蝶文螺鈿象嵌筆筒
梅雨時期だけにムシムシしています。
。。。すみません。




















by tou-kasho | 2014-06-27 00:59 | 日々の暮らし

山泉煎茶有懐

先日、長野より客人がありました。

十年前に土地を探していた時に彼の地で大変お世話になったご夫妻です。

小布施の栗落雁、善光寺付近で食べた信州そば、須坂付近でつまんだおやきなど食べ物のことは良く覚えています〈笑)。

残念ながら土地にはご縁がありませんでしたが、人とのご縁といい思い出は残りました。

ご夫妻は熊本に御用事があり、レンタカーで我が家でのほんの2時間の滞在のためわざわざお立ち寄りくださいました。再会を果たし、作陶の場を得て動き出した様子をお見せできたことは本当に嬉しかったです。
しかし、この十年に起きた事を全て話せる訳も無く、大したおもてなしもできず慌ただしくお別れになった事が悔やまれます。

長雨の小休止に縁側で、十年を経てもお変わりなく優しかったお二人を想いながら茶を点てました。


山泉煎茶有懐 山泉にて茶を煎て懐(おも)い有り 白居易

坐酌泠泠水  (山中で)座って澄んだ水を酌む。
看煎瑟瑟塵  目の前で青々としたお茶を点てる。
無由持一    この一碗のお茶を愛する人にあげたいが、 
寄与愛茶人  その術が無い。
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皿:ガニミソ釉皿
碗:鶏竜山
菓子:みすゞ飴 長野のお土産。
by tou-kasho | 2014-06-23 01:39 | 日々の暮らし

畳床その2

以前の記事 で床について書いていましたが、待っていた畳が届きました。
なんだかニコニコなのであります。
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畳表は龍髭(りゅうびん)の大目というものに。普通の目よりずいぶん大きい。
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縁もいろいろありましたが、識者に相談したところシンプルな黒がよかろうとのことで、そうしました。確かに装飾があるとうるさいかもしれません。
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そもそもは塗りの敷板を知人から頂き、床をなんとかしてこれを活かしたい、との思いがありました。いいきっかけとなりました。












by tou-kasho | 2014-06-19 01:02 | 日々の暮らし

月天心

今宵は満月。

雨期6月に満月が見られるなんてちょっと嬉しいな、と思い、少し月について調べてみました。
すると、今日の満月はとても特別なんだそうです。詳しくはこちら

月について調べることなんて滅多に無いのに、こんな嬉しい偶然もあるんです。

また北米では6月の満月をStrawberry moonといい、ちょうどこの時期が苺の収穫に重なるそうな。
大分では野イチゴの季節が終わり、口寂しくなるのに合わせるかのごとく枇杷の実がたわわに実り、地に落ちる音に少し驚かされます。

そしてもうひとつ。

月天心貧しき町を通りけり 与謝蕪村

貧しき町が月光の魔術で肯定的に輝き、むしろそうでなければ美しくないような情緒を漂わせる句です。

この句と出会い、家にある3つの磁硯を思い出しました。
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磁硯(右より)円相硯に「」、硯蓋に「」、「」字硯

月は秋の季語ですが、特別な満月が蕪村と引き合わせてくれ、こんな風に遊んでみました。

忙しい時ほどこんな事をしたくなるものです。




















by tou-kasho | 2014-06-13 22:11 | 日々の暮らし

文具有情

入梅しましたが、国東は爽やかな1日となりました。
筆を執る時、座辺に愛玩文具があると心が和みます。それがご縁のあった方々の文具であったら尚のこと。

今宵はそんな文具を集めてみました。
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水滴(上より)
三島 鈴木大弓作 作者が初めてギャラリー桃青で個展をされた時に求めました。信楽の澤さんの窯焚きで何度かお会いしていました。
焼締 韓国人作家 前職で韓国出張中に求めた同世代の作家のもの。名前を失念してしまいました。。。
粉引 竹花正弘作 弟子明けのお祝いにいただきました。
灰釉 梅田健太郎作 10年ほど前、作者が松本クラフトフェアで出品されていて、購入しようとしましたが売ってくれませんでした(笑)

印泥 西冷印社・古色 弟子明けの際、弟弟子達が贈ってくれました。
印 不亦説乎」寺田和仁作 作者が拙ブログ記事を読み、刻して下さいました。
印 「克」南岳杲雲作 御宅にお邪魔した際、酔った勢いで刻して下さいました。勿怪の幸。
硯木箱 三輪廉浩作 弟子明けのお祝いにいただきました。陶芸家ですが、手先が器用なのでこんなものも作ってしまいます。


























by tou-kasho | 2014-06-07 00:27 | 日々の暮らし

畳床 その1

人生には床を板床から畳床に換えたくなる日がある。そんな日が私にも訪れてしまいました。そんな場合じゃないのに。とにかく、超高速で終わらせることだけを考えてやりました。

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板がぼろぼろになっていましたが、忙しさにかまけ見て見ぬ振りをしていました。。

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化粧板をはがすと。。
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なんともシンプルな構造。
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板と枠に白木の角材を設置し土台の完成。
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翌日畳屋さんが採寸に来ました。6月中には畳ができる予定です。待ち遠しい。

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ラカポッツ(エチオピアのコーヒー道具台)も待っている。。ような。後は壁をやり換えたくなる日が来ないよう祈るだけです。

















by tou-kasho | 2014-06-02 20:59 | 日々の暮らし