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私淑

先日、若い方からの手紙の文中に「私淑する」という言葉が出てきました。

私淑とは「孟子」の「子は私(ひそ)かにこれを人よりうけて淑(よし)とするなり」から来ている
そうで、直接に教えは受けないが、ひそかにその人を師と考えて尊敬し、模範として学ぶこと、という意味だそうです。

中々高尚な言葉をお使いなさるなあと思い、また最近いただいた2つのDMに思いが到りました。
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大森 礼二展
於:Gallery Lab
愛媛県今治市常盤町3-5-8
Tel.0898-22-8201
会期:2014年7月24日(木)~29日(火)
卓越した技術をお持ちの大森さんですが、謙虚に更なる研鑽を積まれています。
私もかくありたい、と尊敬する作家です。
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内田好美 小澄正雄展
於:魯山
東京都杉並区西荻北3-45-8 ペルソナーレ・西荻1F
Tel.03-3399-5036
会期:2014年7月26日(土)~8月3日(日) ※25日(金)、29日(火) 休み
ガラス作家の小澄さん、フットワーク軽く全国の作家さんやギャラリーにお話を聞きに行っていて、その情熱がどんどん実を結んでいるようです。

お二人の展示会の盛会をお祈りしています。
by tou-kasho | 2014-07-26 03:30 | 展示會
のっぴきならない暑さが続きます。

外での作業には応える季節です。ブログ、手紙やメールよりも睡眠、或るいは生命の維持を優先した結果、ひさしぶりの投稿となりました。決して大袈裟ではありません。

先日、別府大学に上野准教授を再訪しました。前回見られなかった波越窯の藁灰釉(もしくは珪酸質の)陶片、茶陶由来の陶片などを見させて頂きました。相変わらずお忙しそうな中、時間を作っていただき本当に感謝です。
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藁灰釉陶片。これが江戸初期メイド・イン・オオイタという衝撃。
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蓋置。畳付(底辺部)に籾殻付着。薄作り。大橋康二・元九州陶磁文化館長の鑑定によるもの。この陶片を見ただけで蓋置と判断できる学識に驚かされます。
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伊羅保碗高台。研究のためにお借りしました。貴重な文化財なので
「借用書書きましょうか?」とお尋ねすると
「ブログにアップしたら既成事実になるでしょう。」とのお答えだったのでアップさせていただきました。

今にでも現場に飛んで行きたい気持ちですが、この暑さと仕事が一区切りしたら行こうと思います。
by tou-kasho | 2014-07-25 00:18 | 日々の暮らし

次世代のやきもの展

ブログを書き始め、3年が経ちました。3年は続けてみようと思っていたので無事目標を達成しました。大概深夜にお酒の力を借りて書いていたので朝読み返し赤面することもしばしばでしたが、今後もできる限り続けようと思います。

さて、岡山の明日香画廊さんでグループ展に参加させて頂きますのでお知らせいたします。

次世代のやきもの展
粉引・三島・織部編
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(文章)フォルムとクオリティーの高さ、そして実用性を兼ね備えた作品は、日々、手に取り愉しみ、時間という強い磁力と魔力により、独自の未来を予感させることができる。つくり手は選ばれた人にだけ与えられた無限のいずみの所有者である。

池田省吾・鈴木大弓・古松敦志・山口直人・菊池克
2014年7月18日(金)~7月27日(日)
営業時間/午前11時~午後6時 定休日/火曜日 土日/午後5時終了
於:明日香画廊
〒700-0814岡山市北区天神町10-18
tel:086-222-2854

もしお時間ございましたら是非お立ち寄り下さいませ。
by tou-kasho | 2014-07-13 23:38 | 展示會

くぐい

6月28日、午の刻。

祇園祭の準備に色めきたつ京都で一人の女の子が産声を上げました。   
私たちにとって初めての子です。
前日に上洛し、出産に立ち会うことができました。

娘がまさに此の世に出てこようとする瞬間、分娩室にはBGMで
サン・サーンスの「白鳥」が流れていました。
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室内の全員が緊張感を帯びた、必死のパッチのクリティカル・モーメントにその優雅な音楽は相容れないように思えますが、何故だかとてもマッチしていました。
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その時の印象と、湖面を品良く優雅に移動する白鳥のイメージからくぐいと命名しました。

くぐいとは白鳥の古語で、漢字ではと書きますが、誰も読めないので平仮名にしました。
来るべき人生を、時には運命の波間に羽を休ませながら、しなやかに美しく羽ばたいてほしいという想いをこの名前に託しました。

変わった名前で気に入ってくれるかどうかわかりませんが、いつか気に入ってくれるような女性に育ってほしいし、またそういう関係が築けたらと思います。

よるべない土地に血を分けた家族ができたことで妻も心強く思っていることと思います。

結局産後二日の滞在で大分に帰ってきたので当面会えないのですが、私も負けずに今年の大仕事(個展)を果たそうと思います。

お祝いの言葉を下さった皆様にお礼を申し上げますとともに、今後またいろいろお世話になると思いますが、温かく見守っていただければ幸甚です。

蛇足ながら、以前の記事で安産を祈り、粉引乳瓶に多産・繁栄の象徴である柘榴を生けたのですが、6月28日の誕生花を調べてみると.....柘榴でした。(誕生花は複数あります)
予定日より6日遅れの出産でしたが、祈りを聞き入れ、この日に合わせて生まれてきてくれました。そんな気を利かせてくれる娘です。
by tou-kasho | 2014-07-11 01:11 | 日々の暮らし