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大分市の古美術店「花元」さん主催の「朝鮮工藝展」に行って来ました。
仏教美術や李朝工藝を中心に店主の一貫した美学の感じ取れるお店です。
展示会2日目で、だいぶ品物が巣立っていってしまったらしく残念でしたが、それでも
金海茶碗や三嶋の小皿、蓮と魚を描いた民画など見ごたえのある品物がいっぱいでした。
29日(月)まで開催中です。
「花元」さんの展示会情報はこちら
http://www.antique-kagen.com/archive.php

今日ご一緒したのは私もいつも勉強させていただいている「うつわや」ブログでおなじみの
伊藤明美さん。先日の「韓国古陶磁探求陶人展」や古唐津研究交流会など接点は多かったのですが、はじめてゆっくりお話ができ、国東の旧千燈寺跡もご案内できました。
「うつわや」HPはこちら
http://www.utuwa-ya.jp/
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旧千燈寺五輪塔群。 仏教美術に興味のある方にはファンも多く、先日青山の骨董店でも話題に上りました。
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うつわやさんの「汐景」、我が家にも上陸です。
# by tou-kasho | 2011-08-28 23:33 | NEWS

花の稽古

 2ヶ月に1度のペースで島津真由美先生にお花を習っています。福岡まで往復7時間。頻繁には行けませんがその分稽古の時には集中し、あっという間に時間が過ぎます。帰宅すると毎回ぐったり。
 今回は大壷や扁壷を抱えて行きました。普段は遠州流茶道会館での稽古ですが、工事中ということでぎゃらりぃ島津に会場変更。ギャラリーなので普段と違う趣で、生徒の皆さんにも好評でした。
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吾亦紅、ノブドウ、カルカヤ(先生のスタッフR氏が生けてくれました)
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テッポウユリ、ドウダンツツジ
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スプレーマム、吾亦紅、ノブドウ、カヤ
写真も花も難しい。。
# by tou-kasho | 2011-08-21 10:19 | お稽古

土作り

私の宝物。国東で掘り出した土。またいつか土について書いてみようと思います。
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# by tou-kasho | 2011-08-17 00:09 | 仕事

中津へ

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中津の丹羽茶舗さんへ11月のグループ展の下見を兼ねてお邪魔しました。ご子息が最近、東京での会社勤めから戻られ、陶器を中心とした企画展をされています。
会場となる床の間に入れさせてもらい、パチリ。予想通り素敵な空間でした。

床には田能村竹田の蟹のお軸と蓮文の螺鈿が入った平卓がありました。暑い夏に「水」を感じさせる粋な演出です。

また、古い耶馬溪焼の馬盥のような茶碗が飾られていて、大分にこんな素敵な茶碗を作る人がかつて存在していたのかと嬉しくなりました。
丹羽茶舗のHPはこちら
http://www.niwachaho.jp/index.html

中津へ_d0247023_23461652.jpgフライングですが、李朝棚に自分の器を置いて撮影してみました。

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せっかく中津まで来たので、自性寺まで足を延ばしました。昔、池大雅がこの寺に滞在し、その時に製作された書画を見ることができます。上の図は釈迦と鬼図。解説はありませんでしたが、静と動、聖と悪が同じ縄の中にあり、もとは同じものなのだよ、と云っているような感じがしました。全然違うかな?
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これは施餓鬼図といいます。何かユーモラスですね。
# by tou-kasho | 2011-08-15 00:38
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 かつて慶尚北道青松郡は白磁の産地でしたが、産業構造の変化により衰退。一時は断絶してしまいましたが、近年スローシティーを掲げる郡が、この技術を保有しかつ存命する唯一の陶人をバックアップし、窯の復興を遂げました。今ではこの意義ある復興に共感した数名の弟子たちがこの技術を継承すべく日々修行を積んでいます。川口美術さんは長年の青松郡との交流を経て今年、親友盟約を締結されました。この締結を記念し、日本より朝鮮古陶磁を探求する陶人13名と青松郡より1名の陶人に一人一棹バンダジ(李朝式収納具)が与えられ、各々が作品を展示しています。青松郡からは郡守や陶人の一団が来訪され、展覧会前日には京都ブライトンホテルにて交歓夕食会が催されました。
 この記念すべき展示会に参加できたことは本当に嬉しく、他の作家さんたちと交流できたのもとても有意義でした。また会場には京都在住時代にお世話になった方々、新たに出会った無数の方々にご足労いただきました。本当にありがとうござました。まだご覧になっていない方は14日まで開催しておりますので是非お立ち寄りください!
# by tou-kasho | 2011-08-09 02:28 | 展示會

陶芸家 菊池克の雑記帖


by tou-kasho